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平成１２年９月２８日の木曜日､静岡市で開かれた「しずおか・オゾン層保護フォーラム｣にいってまいりました｡(主催は静岡県フロン回収事業協会とストップ・フロン全国連絡会。後援が静岡県､静岡県フロン回収促進連絡協議会､(社)静岡冷凍空調工業会) まずはじめに｢オゾン層保護・地球温暖化防止とフロン回収破壊処理」と題して､横浜国立大学教授 浦野絋平先生の講演がありました｡なんと、あのグルメ漫画「おいしんぼ」の６０巻に、２５ページにわたって登場されているそうです｡とても分かりやすいお話で、フロンガス回収・破壊の大切さを改めて感じました｡ |
パネルディスカッションの様子 |
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次に､｢海外のオゾン層保護の取り組み」と題して､ストップ･フロン全国連絡会の代表、西薗大実先生が講演されました｡デンマークのフロン回収システムを詳しく解説し､日本での「法律によるフロン回収の義務化」の必要性を認識させられました｡日本とデンマークでは、様々な状況が違うため､全く同じ方法でのフロン回収・破壊のシステム確立は難しいようですが､国や自治体が重い腰を上げてくれれば不可能ではない､と感じました｡ パネルディスカッションでは、参加された一般市民から積極的な質問も出て､充実した内容になっていました｡
左・・・静岡県フロン回収事業協会パンフレット |
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静岡県では､県の条例で「オゾン層破壊物質の回収等の規定」が定められています｡(静岡県生活環境の保全等に関する条例・・・平成１２年４月１日施行) さらに、静岡県フロン回収事業協会にはたくさんの会員の方々がいらっしゃって､フロン回収に対する意識の高さが感じられました｡ 先日の、東海地方を襲った豪雨による水害のため､廃棄された冷蔵庫などからフロンガスを回収する必要性など、リアルタイムなお話も出て、大変勉強になったフォーラムでした｡
右・・・静岡県の発行するオゾン層保護のパンフレット |
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